昨日は樹の東洋太平洋タイトルマッチ


リブートジムとしては初めての大舞台


3ヶ月間樹と2人でこの日にかけてきた。


昨日を迎える前に自分もマネージャーとして初めての経験がたくさんあった。


そして昨日を迎え


俺はジムの経営者でありオーナーであるけど


ボクシング協会的にはマネージャーでしかないんだ。


そう思い知らされた


選手に無駄なエネルギーを使わせて申し訳ない



自分の無力さに涙が出そうです。




さて試合ですが




樹と練習している中で



序盤は距離をしっかり取ろう
挑戦者らしくガンガン前に出る



そんな事をしたら倒される



だから1R2Rがとても重要だった



周りでもっと前に出ろとか色々いうヤツがいたけど



4R終わって樹がリードしていた



1人のジャッジは樹のフルマーク



それをみて



俺と樹が作ってきたボクシングで間違いない
これで大阪でもポイントが入る



確信を得た



5R



樹にパンチが当たらなくてイライラして前に出てくるチャンピオン




本当に作戦通りだった




ただここで




クリンチから中谷選手が樹を持ち上げて完全に肩まで担いだ状態になってそこから樹は落とされた



プロレス技みたいな状態だった



それで肩と足を痛めて痛そうな樹



俺は全力で声を出して



反則だろ休憩させろと何度も何度も叫んだ



だがレフェリーには声は届かず



樹もレフェリーに言われるがままにリスタート



あそこが今回の試合のターニングポイントだった



樹はそこから左が減り、手数も少なくなった



そしてメンタルも。。。



そして6R



ダウンをとられて



完全に試合終了の雰囲気



会場はチャンピオンが苦戦してる展開からの大逆転で大盛り上がり




でも樹はなんとか堪えて6Rをしのいだ




今回の試合で樹が得た物の1つにあの6Rをしのいだ事は今後のボクサー人生で大きな事だろう



そのあとも一進一退



8R終わって1ポイントチャンピオン



そんな感じの採点だった



俺はまだ逆転できる



スタミナは十分ある



だから樹に何度もその事言った。



だけどここがまだルーキーだったのかも知れない



ダウンをとられて気持ち的に負けてると思ってる



全然まだ逆転できる状態だったけど、本人の気持ちはそこになかった



終わってみれば



10R終わって1ポイント差



11R12Rをしっかりとれば逆転で勝てた



でも樹は11Rで力尽きた



俺と樹の挑戦は終わった



何も悔いはない



ターニングポイントだった5R



展開を変えるためにラフな事でも何でもやる



勝利に対する執念



チャンピオンにはそれがあった



1ポイント差はまさにそれだった




だけど21歳7戦目の樹



世界の上位ランカーとボクシングスキルでは十分戦える事がわかった




大阪のファンの皆さんも樹にたくさん激励してくれた




ここからは樹がどう這い上がっていくか




執念を見せるか



それしかない




俺も今のジムの状況ではいけない



俺も戦う



樹ごめん



またチャンスを作るから



一緒に頑張ろう



激闘を終えた2人



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中谷選手本当にありがとうございました。




試合に来れなかった皆さまに採点表だけでも激闘が伝われば。。。


たった1ポイント


されど1ポイント

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