自分は昔から変わり者だった

みんながこう思っててもちょっと違う角度から物事考えたいというか?
人と違う意見を持ちたいというか?

本質は何なのか?みたいな事を考えるタイプ
それに加えて無駄な正義感が強く、例え学校の先生でも間違ってると思ったら言ってしまうところがあった
中学生の時に物凄く怖い野球部の先生に物申したり(笑)※自分はサッカー部なのに(笑)

だからそんなに群れるタイプではなかった
いわゆる「個」のタイプ
でも友達が少なかったわけではなくどちらかと言うと多い方だったと思う
だから協調性がなかったわけではないけど、同調圧力的にみんなと同じことをするのが嫌だった

中学生の時、このままサッカー部で中途半端なレギュラーなのかなんなのか?わからないぐらいの自分に納得がいってなくて

そんな時に出会ったのがボクシング

これだ!って強く思った
毎日ボクシングの事で頭がいっぱいだった
自分の育ったところは埼玉の田舎で当時はボクシングジムなんてなかった
だけどどうしても今ボクシングをやりたい
その気持ちが抑えられなくて、とにかく情報を探した
雑誌を探してもどこにも売ってなくて、何件も探し回って自転車で1時間ぐらいかかる本屋さんで見つけたのが辰吉丈一郎が表紙のボクシングマガジン

今でも実家にある
ボクシングマガジンのジム紹介ページでやっと見つけたボクシングジムは電車で1時間離れた三迫ジム
親戚のお寿司屋さんで夏休みアルバイトさせてもらってジムに入るお金を払った
当時中学生で入会してるのは俺しかいなくて周りは年上ばかり
でもこのコミニティーが自分にしっくりきた
ボクシングに人生かけてる仲間は最高に楽しかった

そんな気持ちで始めたボクシング
まさか30年も続けてるなんてその時は想像もつかなかった

前置きが長かったけど、何が言いたいかと言うと

俺はそんなに夢中になれる事に出会えて幸せな人生なんだなって思う

ジムで子達にボクシングを教えて
家に帰れば三児の父

ジムの子達が俺みたいに30年も続けるなんて思ってない
でも始めたんなら夢中になって欲しい
夢中になる事は最高の教育だと思ってる
ほとんどの子がいずれボクシングを辞める
だけど一緒に夢中になれた数年間が大人になってかけがえのないものになって欲しい

以前は自分の子供にボクシングをやってほしいって思ってた
子供達が大きくなっていくにつれて、最近はあまり思わなくなった
それより子供達が何に夢中になるのか?それを楽しみに待っている
俺の親だって息子がボクシング始めるなんて夢にも思わなかったと思う

だけど夢中になれる事を見つけられない子の方が多い
俺は運が良かった

最近、ジムには学校に行かないでボクシングや格闘技一本だけやっている子が何人かいる
その子たちは決してグレてはいない

むしろ礼儀正しくいい子だ

しかも自分でその道を選んだ
学校に行かないでボクシングをやる事も親も承諾している
その子達の家庭は裕福な子が多い
高いお金かけて教育される事もできる
でも親御さんは自分の好きな事を思い切りやらせてあげる事を選択している

学校に行って義務教育を受けて、同調圧力の強い日本の教育の中にいて自分がやりたい事を見つけられなくなってる子が多いのではないか?
最近はそう思っている
協調性と同調圧力は大きく違う

学校に行かなくても、ジムで同じ志を持つ仲間と協調性を学べる


学校で学ぶ教育
正直小学校ぐらいの勉強がある程度できれば実際は社会では困らない
そして今はわからない事は調べればすぐに答えが出る

じゃあ勉強はいらないのか?

いや
自分の好きな事をとことん勉強すれば良いんだと思う
どんな事でもいいから好きな事を突き詰めれば人生は幸せ

勉強していい大学に入らないと仕事がなくて食べていけないなんて数年前の話
今は好きな事を突き詰めれば何だって仕事になる


俺だってボクシングしかやってきてないけど同じ事30年も続けてればその道のプロになれる

今は食べていくのに困る時代ではない
食べ物だって洋服だってなんだって安く手に入る

だから恐れず人生の選択は自分で決める子になって欲しい
自分で決めた選択は絶対好きな事を選択するから
自分の好きな事を自分で選択できる人生なら何も後悔はない


自分の3人の子供、そしてジムの子達
彼らには失敗しない人生ではなく、幸せな人生を選択して欲しい

失敗が不幸ではない
成功が幸せでもない

好きな事で生きられる事が幸せ

俺も世界チャンピオンという夢はあるけど
毎日好きな事で生きていられる
そんな自分を応援してくれる人がいる
俺を信頼しジムに来てくれる子達がいる

だから俺の人生幸せ